去勢済みとそうでないわんちゃんのドッグフードはやっぱり違う物がいいですか?
犬を飼う、となると多くの人は去勢をすることを選択するでしょう。
一般に去勢をすると、発情期に交尾ができないストレスがなくなるために寿命が伸びる、とも言われています。
大体、去勢は生後6ヶ月を目安に行うことになりますが、では去勢をしたあとの子とその前の子とでドッグフードを変える必要はあるのでしょうか。
まず、去勢をしたあとというのは基本的に食欲が旺盛になります。
去勢をすることで性欲がなくなり、それが全部食欲に回ったかのように食べるようになります。
もちろん生後6ヶ月前後で去勢をしたということなら、成長期だからということもあるかもしれません。
それを加味しても結構な量を食べるようにはなります。
生後6ヶ月前後の場合、多くの人はパピー用(子犬用)のフードをあげていることでしょう。
ですが、子犬用のフードというのは一般的にカロリーが高めに作られています。
子犬の時は成長ですから、たくさんのカロリー・栄養が必要なのです。
ですが、去勢をしてからはもっと食欲が増すので、そのままパピー用をあげていると、肥満になってしまう可能性もあります。
ですので、生後6ヶ月前後のまだ子犬の時期であっても、去勢をしたあとはフードを変えたほうがいいでしょう。
成犬用のフードになると100gあたりのカロリーも大体100kcal前後低くなります。
食欲がすごい、と感じたらこうしてフードを変えることである程度食べても、肥満にならないように飼い主が配慮する必要があるでしょう。
また、犬種によっては成長期が早く終わります。
小型犬の場合は特にそうです。
なので、成長が止まるまではパピー用、止まったら成犬用としてもよいでしょう。
もしも、去勢後にフードを変えるべきかと迷ったら去勢をしてくれた獣医師やかかりつけの動物病院があるならば、そこに相談してみるといいでしょう。
現在の愛犬の状態や食べているフードなどから、変えるべきかどうか、フードのやり方はどうか、なども含めてアドバイスをくれることでしょう。