仔犬向けのドッグフードとはどのようなものですか?
人間も、赤ちゃんが食べるものと大人が食べるものには違いがありますよね。
特に赤ちゃんに与えるものは、注意しなければならない点もたくさんあります。
犬も成犬と仔犬とでは、あたえる食事の種類は全く異なってきます。
そのため、基本的には子犬用・パピー用のドッグフード、成犬用のドッグフードと種類が分けられていますので、子犬には前者を与えることになります。
この、仔犬用のドッグフードとは、一体従来のドッグフードに比べてどのような違いがあるのでしょうか。
仔犬は何よりもたくさん栄養をとって成長していくことが一番の仕事となりますね。
そのため、成犬になるまでは、とにかくたくさんの栄養素を補っていかなければなりません。
仔犬用のドッグフードは、そのことが十分に考慮されて栄養素が配合されています。
そのため、基本的に大変栄養価が高く、カロリーも高いものとなっているのです。
もしも成犬や老犬に仔犬用ドッグフードを与えてしまったら、確実に栄養価とカロリーが高すぎて肥満になりやすくなってしまうでしょう。
いかに仔犬用のドッグフードが栄養について考えられているかがよくわかりますね。
反対に、成長期真っ盛りの仔犬に成犬用のドッグフード或いは老犬用のドッグフードを与えてしまうと、どうなるでしょうか。
当然、十分な栄養素を補うことができず、カロリーも低いので大切な成長期にすくすく育っていくことができなくなってしまいます。
必要な栄養素が足りないということは体力も落ちやすくなりますし、健康維持も難しくなるため、仔犬にはとっても危険です。
これが原因となって重い病気を患ってしまうことになるかもしれません。
そのような結果にならないように、仔犬たちにはきちんと仔犬用のドッグフードを与えていくように心がけましょう。
ちなみに、ミルクから離乳食に移すときには、最初は温かいミルクでカリカリのドッグフードをふやかしてから与えるようにすると良いでしょう。
慣れてきたら、普通に固いままのフードを与えてしまってOKですよ。
[出典]
犬の大きさ別ドッグフード(小型犬)の特徴
https://www.nrcadoption.org/topic180.html